インド旅×ヒンディー語を学ぶ 初期のリスニング力の伸ばし方

このブログは、isが25歳で会社を辞めてからの歩き方を綴っていきます。

 

これまでのヒンディー語の学びから得た、役立った「初期のリスニング力」の伸ばし方を今日は真面目に書きます。今回の旅の目的は0から何かを学ぶことなので、この経験を帰国してからの語学学習に活かしていくことも重要な旅の目的です。

 

同様の会話シーンを極めろ

リスニング力を伸ばす最も早い方法が、同様の会話シーンの経験を積むことです。これは、スピーキング力と類似しているように感じます。

どういうことか?

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無作為に異なる会話を聞くのではなく、初期においては意図的にあるシーンに限ってリスニングを行うことのほうが効果的と感じました。これはCDを使用するときも、実際に会話をするときも同様です。つまり、限られた単語やフレーズのみを聞くことに集中することで、言葉を音として理解することができるのだと思います。会話シーンを絞ることで、到達すべき段階を明確にし、学びのメリハリをもてることもメリットです。

 

だからこそ、「今」できなければならない範囲とできなくてもよい範囲を明確に区分、順位付けすることが達成感を得るには必要不可欠と考えます。この多様なシーンでのリスニング力の向上が重なり合いながら、リスニング可能なシーンが拡大することで、徐々に聞き取ることができる会話の範囲も拡大するように感じます。

 

というのが、リスニング力向上に向けた大きな枠組みです。

次にリスニング力を向上させるための、具体的な方法について考えたいと思います。

 

 ・CDの音を聞く場合には、その音を自然と話せるようになる程度まで聞きこむこと。

・実際の会話の場合には、簡単な会話の数を重ねること。

 

以上2点、ヒンディー語を学んでいて強く感じたことです。特に、実際の会話の場合には、ある程度会話の目的を意図的に操作することができると思います。(もちろん、思いがけない話題に飛ぶこともありますが)たいていの場合、「道を尋ねるシーン」「買物のシーン」「ホテルの予約をするシーン」「自己紹介」など、こちらの質問によって、相手との会話の内容を主導できます。まず、自信を付けるためにも、道が分っている場所でも、折角なので道を聞くようにしてみましょう。数を重ねるうちに、相手から出てくる言葉に聞き覚えが生じ、それが言葉の意味と関連付けられ、一層相手の話す内容が聞き取れるようになるはずです。

 

会話のシーンを重ねる、とにかく音を聞く機会を重ねていく、当たり前ですが私はそのようにして、旅中にリスニング力を上げることができました。