成長について考えてみた。

このブログは、isが25歳で会社を辞めてからの歩き方を綴っていきます。

ブログ更新から4か月以上が過ぎました。久々に、この4か月の学びを忘れないように書き残しておきたいと思います。特に、成長について思うところがありました。

 

自分の物差しの目盛りを細かくすること。

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日々、成長は全く感じられない

必死に頑張っても、成長しているか実感がないことほどモチベーションが下がることはない。この点を学べたことは、自分の学びに対する姿勢を大きく変えました。

「努力が足りないのか?」

「集中力の問題?」
「自分には能力がないのか?」

先が不安で、そんな気持ちで過ごす1日は・・・く、苦しい。

 

それでも前に進みながら、ある時ふと思ったのです。

 

成長の測り方が間違っているのではないか?と。

 説明をすこしだけ。

身長110cmのある小学生の身長の測定を例に考えてみました。

 

この子は自分が周囲と比べて、背が低いことを気にして、身長がはやく伸びるように毎日牛乳を飲んでいるとします。

例えば、この子が1年で6cm伸びるとします。(下は1か月毎の身長測定の結果)

1月0.3㎝ ⇒ 2月0.2㎝ ⇒3月0.3㎝ ⇒4月1.2㎝ ⇒5月0.6㎝ ⇒6月0.4㎝

7月0.1㎝ ⇒ 8月0.4㎝ ⇒9月0.3㎝ ⇒10月0.5㎝ ⇒11月0.6㎝ ⇒12月1.1㎝

 

さて、ここでの問題は「どのような計測が、男の子の不安を取り除く効果的な方法か」ということです。この計測に関しては、①男の子が伸長は伸びたと捉える閾値、②客観的な計測値③計測頻度という3点から見ていきます。

 

①男の子は1㎝伸びた場合に成長を実感できる

②0.1㎝区切りまで計測できる計測器

③1か月に1回計測する 

もしこのような条件であれば、男の子は1月~3月まで成長を実感できないことになります。私の数か月はまさに同じ状況でした。

成長はとても緩やかで、それはそれはゆ~っくり、1日単位で考えると本当に進んでいるのかわからない。そこで焦りに焦り、やみくもにあれこれに手を出す。

けれど、もし正しく日々を過ごしていれば、1日0.01㎝は積み重なり1か月で0.3㎝は伸びるはずです。この0.01㎝を感じる閾値を養うことが毎日の行動の継続につながるのだと、メモして終わります。

 

人の成長に関わるときに、成長を測る目盛りは可能な限り細かなものを持っておきたいなと、ふと思った。