インド旅×ヒンディー語を学ぶ 世界を変えられた1か月 byインド
このブログは、isが25歳で会社を辞めてからの歩き方を綴っていきます。
空気がうまい!帰国しました。
体調絶不調…39度の熱をだし、ようやくインドのことを反省する体力を回復しました。帰国日、最後まで気を引き締め、余裕をもって4時間前には空港に到着したにもかかわらず、なんと!搭乗予定の飛行機が3時間遅延。
お、おい!3時間遅延って!!!上海で乗り継ぎがあるんだよ!
俺の持ってるe-ticketの航程は、
上海で乗り継ぎに2時間しか空いてないんだぞ・・・
あんまりだ、3時間遅延したら次の日本行きの飛行機に間に合わない。
最後の最後まで、なんという仕打ちだ。この野郎!あんまりだ・・・
っと、心の中でネガティブな私が叫ぶ一方で・・・
インドで生まれたもう一人の私
「まあ、鉄道も3,4時間遅れることはよくあった。日本にスムーズに帰国できなかったら、上海で観光でもしようかな。結局、最後は日本に戻ることになるのだろう。空港で足止めされたとしても、無料で涼しい環境で寝ることができるなら、問題ないな。むしろ、これまでの暑い寝苦しい夜を思うと、たかだか3,4時間など気にする必要もないか。」
っと、ばかに前向き。結局、
どう考えても結果は変わらないけれど、
どう考えるかで気持ちは変わる。
と不思議。世界は全く変わって見えた!
インドで嫌というほど経験してきたこの感じが、脳みそに染み付いたようです。なんとかして、自分の気持ちを曲げに曲げて、起こったことを前向きに考えなければ先に進む気力すら湧いてこなかった環境が、私自身を前向きにしてくれた。1か月、辛いことは本当に多かった。
電車の遅れは日常化
ホテルの予約はなぜか取り消されていて深夜の街を途方に暮れて歩いたり
両替屋はお前の100ドルは古いと文句を言って正規レートとかけ離れたレートで両替
自分の列車の席には知らない子連れのおばさんが座ってるし
インド人の若者にはネパール人と馬鹿にされ
ホテルの部屋にはゴキブリと蛾が大量に発生するわ(安宿だからまあ仕方ない)
思い出したらきりがないけれど、それを承知でインドを選んで、ヒンディー語を勉強し、学ぶことに必死になった。一歩進むと決めたのは自分だし、どんな理由をつけても今の環境を前向きに捉えて、嫌な環境を変えて、もっともっと成長してやろうと必死だった。電車が遅れて出会えた少年、深夜の街を歩いて見えるインド人の夜の生活、両替屋で鍛えられた戦力、馬鹿にされて培った意地・・・振り返ると、とにかく必死だったような気がします。やっぱり仕事を辞めて自信を失っていたことが、そうさせた影響は大きかったんだと思う。
0から始めたヒンディー語を学ぶ過程で、試行錯誤しながら確かに1日1日できることが増えていった。失敗はたくさんあったけど、それ以上に成長があった。
成長以上に、優しく尊敬できるたーくさんの人との出会いに溢れていた!
ヒンディー語だけで移動ができるようになり、ご飯が食べられるようになり、自己紹介ができるようになり、宿泊先を見つけることができるようになり、自分の気持ちを伝えることができるようになった。そして、ヒンディー語を使って、簡単な日本語を教えられるようになった。正直明日からインドに住むことになっても、言葉に不安はない!言葉ができなければ、悔しい思いを糧にして、もっと勉強してすぐに喋れるようになれる。それでもできなければ、沢山の人の力をすこしづつ貸してもらえばいい!多くのことは、そんな風にして、前に進んでいくのかもしれないな。すこしづつ。
もし明日、「今できないけれど」、やりたいことが見つかれば絶対にこうする。
「できるようになるにはどうすればいいか考える。」
だって、インドに来てからそう考えるようになったから、できることが1つ2つと増えた。それが、この1か月。1か月前には想像できなかったほどまで、今自分が見ている世界が変わった。これも確か。だから、何がしたいかと考えて、それに向かって歩き出す。最初は間違いなく辛いけれど。最後には、どうにかなるもんだ!
という結論かな。近々、1か月の学び方の反省と今後の学びの目標をアップします。
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帰国まで・・・
前に並んでいる中国人の方と、日本の漫画の話をしながら日中交流を深め、その後、中国東方航空のカウンターでは受付のお姉さんとヒンディー語でお話しし、何やらお姉さんめちゃくちゃ喜んでくれて、とてもいい雰囲気でインドを後にした。
乗り継ぎは、上海の空港で別の飛行機の席を手配してもらって20:30には日本に無事に到着できました。やっぱり、どうにかなるもんだ!上海の空港で、慣れない様子で必死に飛行機の手配をしてくれた新人のお姉さん、本当にありがとう。次は中国語勉強しようかな。インドにはまた来るんだろうな。必ずね!ピルミレーンゲ!